7.校正業者による評価で不適合が認められた場合 

7.校正業者による評価で不適合が認められた場合 

弊社に計測機器の校正をご依頼いただいた場合のご対応をご案内します。

定められた規格値と、実際に得られた結果を評価し不適合が有った場合、まず、お客様にご連絡させていただきます。そのうえで、お客様に判断をいただいております。
判断していただく内容としては、お客様の定める判定基準を以下より指定していただき対応をいたします。

  1. お客様指定の規格基準値で「校正証明書」を発行
  2. 合否判断を出さずに「校正証明書」のみを発行
  3. 不適合品としてご返送

そのうえで、必要であれば調整・修理の処置をさせていただきます。
(基本は調整・修理出来ないものはメーカーへ依頼となります)
修理・調整後に実施する校正の校正証明書を発行します。

今回で<ISO9001の管理者(品質管理者)様向け「校正」 >シリーズは終了となります。同シリーズは、ISO9001管理者様、校正担当者様向けに良く質問をいただく事項を中心に記述させて頂きました。また今後皆様のお役立ちとなる情報を記述して行こうと考えておりますので、測定機器の校正サービスについてご不明点ございましたら、弊社までお問い合わせください。

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ISO9001の管理者(品質管理者)様向け「校正」概説
1.校正とは
2.校正をする理由
3.校正周期の決め方
4.機器管理
5.校正証明書類(トレサ三点セット)とは
6.測定機器の校正を社内で行うためには 第1章:上位標準器の準備について
6.測定機器の校正を社内で行うためには 第2章:校正環境の準備について
6.測定機器の校正を社内で行うためには 第3章:人員の準備について
6.測定機器の校正を社内で行うためには 第4章:メーカー校正と外部(業者)校正の違い
7.校正業者による評価で不適合が認められた場合

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